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上海のわんこ事情

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ブログ:2009年8月27日(木)更新

こんばんは、店長Hです。店長Hは過去、仕事で中国の上海に滞在することがあったのですが、その時は大抵、
わんこを飼っている某商社駐在員の友人と遊んでいました。

上海で犬を飼うためには、公安局(警察)に届出をしなければならず、1000元(約1万5000円)〜2000元(約3万円)程度の
登録費(予防接種費込み)が掛かります。しかも毎年1回払わなければなりません。駐在員の友人にとっては
問題無い金額なので彼はちゃんと支払っていましたが、一般的な現地の住人にとっては非常に大きな金額です。

ですので、上海では無登録の無戸籍ワンちゃんが非常に多いです。このことは同時に、狂犬病やフィラリアなどの
病気の予防接種をしていないことになるため、ヤバイわんこが多いのです。公安公表の数値では、上海での登録犬数は
約16万頭ですが、実際はその10倍以上のわんこが生息していると思います。

そういった意味では、上海の飼い犬たちも完全に二極化しています。過保護に投資されて世話される少数組と、
必要最低限の保障すら受けられない多数組に分かれています。今のヒトの社会と同じで、なんとも世知辛いですね。。。

----------------------------------------これより引用------------------------------------------

甘やかされている上海の犬、交通機関からしめ出しか?

AFPBB Newsより
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2628378/4430832

【8月7日 AFP】甘やかされて育った上海(Shanghai)の犬たちも、バスや地下鉄に犬を乗せることを禁じるなどした
新しい法案のもとに地面を歩かされることになるかもしれない。中国英字紙、上海デーリー(Shanghai Daily)が6日、伝えた。

 上海では、中流階級層の増加にともない飼い犬の数も増え、警察が前年新たに発行した犬の登録証数は
16万4000に上った。未登録の犬はさらに多いとみられている。

 上海には、地面にめったに足を触れない犬もいる。ほかの飼い主に負けまいと服を着せられた犬が、
靴をはいて駆け回ったり、背もたれのないいすに腰掛けた飼い主が、背もたれ付きの専用いすに座らせた犬を
かわいがる様子が、上海の路地ではよく見かけられる。

 犬に街が支配されることを懸念した上海市議会の議員らは、公共交通機関やショッピングモール、
スーパーに犬が立ち入ることを禁じ、犬が散歩する場所についても取り締まる法案を提出した。

 Deng Zixin上海市議会議員は、「犬の管理方法を強化しなければ、犬は飼い主を喜ばせようとも
問題を起こしかねず、さらに多くの人を危険にさらす可能性さえある」と語ったという。

 上海市議会は治安当局と協力し、犬の排泄物についての飼い主の責任も特定した規則作りに取り組んでいる。

 新しい法律は、犬の積極的な繁殖も禁じたものになる可能性があるという。(c)AFP

----------------------------------------引用終わり------------------------------------------
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